2016
9日に発売された徳間書店の月刊アニメ誌「月刊アニメージュ」2月号が重版されることが12日、分かった。女性アニメファンから支持を集めているテレビアニメ「おそ松さん」の表紙や特集、付録のミニクリアファイルセットが人気で、売り切れ店が続出し、定期刊行の雑誌では異例の重版が実施されることになった。同誌が重版されるのは、「機動戦士ガンダム」のマチルダが表紙を飾った1980年3月号以来、約36年ぶりという。重版分が店頭に並ぶ時期などは今後、公式サイトなどで発表される。
【写真特集】話題の「おそ松さん」 衝撃シーンが続々
「おそ松さん」のポスターが付録の月刊アニメ誌「PASH!」(主婦と生活社)1、2月号もそれぞれ重版されたことも話題になっており、アニメ誌は“おそ松バブル”に沸いているようだ。
「おそ松さん」は、赤塚不二夫さんのマンガ「おそ松くん」を約27年ぶりにテレビアニメ化。おそ松ら六つ子が成長して大人になった姿が描かれている。櫻井孝宏さんや神谷浩史さんら人気声優が六つ子を演じており、過激なギャグやパロディー描写などが女性アニメファンを中心に人気を集めている。
2016
土岐麻子が本日1月12日、レコーディングエンジニアと入籍したことを、自身のFacebookやInstagramなどの公式アカウントを通じて発表した。
【この記事の関連画像をもっと見る】
土岐は「本日、入籍しました」「子供の頃のように、おおらかで、おもしろおかしく、なるべく嘘なく生きていきたい、という願いがいま叶っているのは、一緒にいる彼こそそういう人だからだと思います」とコメントをつづり、「もちろん、音楽は続けていきます」とファンに伝えている。
2016
NHK大河ドラマ「真田丸」の初回視聴率が19・9%で好発進した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。主人公真田信繁(幸村)を演じる堺雅人をはじめ、草刈正雄、大泉洋、平岳大らいわゆる“三谷組”の俳優たちが持ち味を発揮しまくっていて、三谷ファン、大河ファンとしてわくわくするスタートだった。
【写真】三谷幸喜氏が記者席から質問「ふんどしを…」
**********
主演堺雅人と三谷氏の大河ドラマは「新選組!」(04年)以来12年ぶり。堺は「真田丸」主演を決意した理由を「まず、三谷作品に50話出られる喜び」と語っている。
記念すべき1話のファーストシーンは、徳川軍の偵察に向かう若き真田信繁(幸村)が森を走るシーンだった。「見つからなければいいことですぞ」と張り切るものの失敗し、川へドボン。敵に囲まれ、盗んだ馬で野原を爆走して逃げまくった。必死の形相がネット上で「顔芸」と話題になっていた通り、疾走感と土臭さが画面からはみ出しそうな勢い。小学生のころ夢中で見た「黄金の日日」(78年、脚本市川森一)や「獅子の時代」(80年、脚本山田太一)のような、自由で広々とした大河黄金期のDNAを感じた。
42歳の堺が15歳くらいの信繁を演じている計算。ネット上も「見える」「見えない」でざわついていたが、こちらがその気で見れば、17歳くらいに見えなくもない不思議。三谷氏が愛してやまない大泉洋が兄信幸を演じ、仲のいい若き兄弟ぶりもほほ笑ましい。脚本と演出のたまものだろうが、俳優が幼なめの演技を堂々とやっているので違和感はなかった。個人的に、よほどの理由がない限り主演不在の子役時代から話を起こす前置き型が好きではないので、1話から「この主演俳優についてこい」と堺雅人で来た三谷氏のエンタメ力にわくわく。自由で大胆で合理的な信繁の魅力が1話からよく分かり、一発でこの主人公のファンになった。
そんな堺自身、「1話は草刈正雄さんに尽きる」と語る存在感を放っていたのが、真田家当主、真田昌幸を演じる草刈正雄だ。こちらも一昨年、三谷氏の舞台「君となら」で信じられないくらい客席を笑わせていた三谷組の1人。「真田丸」では一族のキーマンとしての登場である。「真田太平記」(85年)では真田幸村を演じており、今回は父昌幸役というのも胸躍る。
無双の軍事センスとしたたかさで乱世を生きるローカル武将の魅力がどっしり。一族に「武田が滅ぶことは決してない」と大見得を切った直後、息子2人を呼んで「武田滅びるぞ」。主君武田勝頼に「浅間の山が火でも噴かぬ限り武田は安泰でございます」と言った次のシーンで浅間山が噴火。大まじめな顔と三谷脚本の相性が抜群で、しれっとした存在感に大いに笑い、圧倒された。
一方、平岳大の武田勝頼には泣かされた。武田家滅亡を招いた残念キャラとして描かれることが多いが、この作品では偉大な父を持つ苦悩の人。この先を正確に理解している聡明な人で、それでも甲斐の国に残ることを選んだ「優しくて、正しい人」(信繁)という三谷節で描いた。人質である信繁たちに別れを言いに来て、人質を免ずる証文までくれた律義さがしみる。「信玄公はもういません」と説得する信繁に向ける笑顔が切なく、落ち延びていく横顔が孤独なこと。「真田丸」自体が敗者の物語であり、滅亡から始まるこのドラマの世界観が1話からガツンときた。
彼も、三谷氏の大ヒット舞台「国民の映画」の重要人物を務めた三谷組の1人。加えて、三谷氏が大好きな戦国大河「国盗り物語」(73年)の主演、平幹二朗の息子というのも、その世代にはツボだと思う。ルックスや演技力がどんどんお父さん譲りになってきて、そちらの意味でもうるっとくる。
遠藤憲一(上杉景勝)、高嶋政伸(北条氏政)、内野聖陽(徳川家康)、吉田鋼太郎(織田信長)ら大名勢もカラフル。これから登場する女性陣も、鈴木京香(北政所)、竹内結子(茶々)、長沢まさみ(きり)、斉藤由貴(阿茶局)ら三谷作品の常連が並ぶ。文字通りの三谷組オールスターキャストで、いろいろ期待が膨らむ。
【梅田恵子】(ニッカンスポーツ・コム/芸能記者コラム「梅ちゃんねる」)
2016
俳優・杉良太郎の息子で俳優の山田純大(42)が元女優の田京恵さん(38)と今春に結婚することを12日、公表した。
【写真】杉良太郎 五輪男子柔道をバッサリ
マスコミ各社へのファクスで発表した。
山田は署名入りの書面で「私事で恐縮ではございますが、結婚の報告をさせて頂きます。お相手は元女優の田京恵さんです」と報告。
山田によると交際は2001年から始まり、「長い時の流れの中で、何度も素敵な出会いを繰り返し、この度、結婚する運びとなりました」と、15年を経てのゴールインを感慨深く記した。挙式は今春を予定しているという。
所属事務所によると、2人は01年に山田が格さん役を務めていたテレビ時代劇「水戸黄門」に、田京さんがゲスト出演したことで出会い、その後、交際に発展した。一時距離を置いた時期もあったというが、このたびゴールインすることに。
田京さんは、子役として活動をはじめ、ドラマや時代劇などで活躍。穏やかな性格ながら、自分の考えを持ち、料理上手なアウトドア派。
妊娠はしておらず、今後「良き日」を選んで入籍する。
2人ともお酒が好きで、新しい店を見つけるためにでかけるという。
杉の息子である山田は、米国の大学を卒業後、97年にNHK朝ドラ「あぐり」にヒロインの長男役で出演して俳優デビュー。その後、01年から「水戸黄門」の格さん役で人気となった。TBSドラマ「半沢直樹」など出演作は多数。
俳優業の傍ら、ヘブライ語学者の小辻節三氏に興味を持ち、イスラエルで調査・研究を続け、13年に歴史ノンフィクションを著している。
2016
読売新聞社の全国世論調査(8~10日)で、今夏の参院選での比例選の投票先について聞いたところ、自民党が37%でトップだった。
以下、民主党13%、公明党、共産党各6%、おおさか維新の会5%などの順だった。このうち、近畿では、おおさか維新が17%で、自民の39%に次いで多かった。
自民、公明の与党が参院での過半数を回復した前回参院選前の2013年1月調査では、自民が37%で、日本維新の会16%、民主8%などだった。今回も自民の「1強」は変わっていない。
参院選の結果、与党が、参院で過半数の議席を「維持する方がよい」との回答は48%と半数弱で、「そうは思わない」が40%あった。
選挙区選で、民主など野党が候補者をできるだけ「統一する方がよい」と思う人は49%で、「統一する必要はない」33%を上回った。民主、共産の各支持層では「統一」が7割を占めた。衆参同日選(ダブル選)については、「行ってもよい」43%、「行わない方がよい」41%が拮抗(きっこう)した。