2016
女優の有村架純がスキンケアブランドSK-IIの新アンバサダーに就任し、17日に都内で行われた「運命を、変えよう。SK-II新アンバサダー発表会」に出席、「運命を変えた出会い」について問われると、現在のマネージャーとの出会いを挙げ、「二人三脚でやるぞって二人で決めた時からわたしの運命が変わった」と明かした。
有村架純、白ワンピース姿がかわいい!イベントフォトギャラリー
桃井かおり、綾瀬はるかに続き、SK-IIの新アンバサダーに就任した有村。「まさかこのようなお話をいただけると思わなかったので驚きました」と恐縮の表情で壇上に上がると、「仕事が忙しく不規則な生活をしていたせいもあるのですが、正直自分の肌には自信がなくて……。『自信ないです』と話したら、(SK-IIの方から)『一緒に運命を変えましょう』と声をかけていただき、不安が一気になくなりました。その力強いお言葉のおかげでここに立っています」と笑顔を見せた。
そして同社のコンセプトに絡めた質問でマネージャーとの運命の出会いを語った有村は、「まだまだ行ったことがない場所がたくさんあります。できればそういうところに(マネージャーを)連れて行ってあげたいと思うし、一緒に行きたいなと思います」と感謝の気持ちを表した。
女優としては「何もごまかすことがない、すっぴんの、ありのままの姿でいられるような、そういう女優でいたい」という有村。「お芝居の面でこの人はやってくれるとか、任せてもいいだろうって思ってもらえる女優になりたい」とも述べ、「すっぴん美人で信頼される女優」という目標を掲げた。(取材・文:名鹿祥史)
2016
ディーン・フジオカ(35)旋風が止まらない。1月22日放送の朝ドラ『あさが来た』でディーン演じる五代友厚が病死するや、視聴者から“五代さまロス”の問い合わせが殺到。あまりの反響に、NHKが2月22日放送での“復活”を発表したのだ。
「主人公のあさが見る夢に登場する形での再登場です。このシーンはあらかじめ撮影されていたものですが、使われるかどうかは未定でした。でもあまりに反響があったため、急きょ入れることになったんです」(NHK関係者)
なぜ、ここまで人気爆発となったのか。そこには彼のひそかな努力があった。前出のNHK関係者が振り返る。
「ディーンさんはクランクイン前にかなりいろいろと調べあげてから、現場入りしていました。『五代友厚のことなら任せてほしい』というくらいの勢いで、プロデューサーにその熱意を伝えたんです。いちど五代さんのお孫さんが表敬訪問したことがあったのですが、その際に『ありがとうございます』と頭を下げられて……。そのとき初めて『良かった』と安堵したほど、役に打ち込んでいました」
クールなイメージの彼らしい話だが、実は意外なギャップも持ち合わせていた。
「“びっくりぽん”だったのは、彼の明るさ。海外で活躍しているだけあって、ジョーク好きでコミュニケーション上手なんです。スタジオに『グッドモーニング!』と大きな声で挨拶しながら入ってきて、共演者やスタッフひとりひとりとハグ。後ろから抱きつかれることもあって、女性スタッフはドキドキでした(笑)。波瑠さんやスタッフと雑談をしているときも突然、気の抜けた北京語や広東語で話し出して爆笑させたことも。またカメラが趣味らしく、スタジオでみんなを撮影して和ませたりもしていました」(制作スタッフ)
国際舞台での経験から、現場コミュニケーションの大切さを理解しているのだろう。なかでも彼はスタッフとの会話に時間を割いていた。
「たとえば、ディーンさんが走るシーンで『顔じゃなくて足を撮ってほしい』と申し出たことがありました。その際も単に主張するのではなく、スタッフと一緒に50メートル走をするんです。大学の陸上部出身のスタッフとの勝負でしたが、結果は、ディーンさんの圧勝。そうした共有体験のなかで『走るシーンで大切なのは足だよね』と、自らの思いをさりげなく伝えるようにしていました。同じように彼がいちばん自信のあるカメラ角度は“左斜め45度”。これもカメラマンとやりとりをして『神妙なシーンでは、ここから撮ってください!』とさりげなくリクエストしていました」(前出・制作スタッフ)
スタッフをリスペクトしつつも、自らのこだわりについては妥協しない。そうした彼の美学があの“五代さま”を作り上げたのだ。
「クランクアップのときは、ディーンさんを慕うスタッフがたくさん駆けつけていました。彼はひとりひとりと両手で握手して『また必ず戻ってきます!』と宣言。いつもオーバーアクションですが、誰に対しても礼儀正しく気遣いができる。そのため現場ではいちばんの人気者でした」(前出・制作スタッフ)
2016
シンガー・ソングライターの山崎まさよし(44)が17日、東京・NHKホールで全国ツアーの東京公演を行い、解散騒動を起こしたSMAPに「元サヤに収まった。ありがとうSMAP!」と感謝した。
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アンコールでSMAPにも提供したヒット曲「セロリ」を歌う際に、イントロで「年明け早々、芸能界ではいろんなことがありまして…」と語りだすと「とりあえずS○AP(エスップ)さんありがとう。解散なんかしちゃったらこの歌の影が薄くなっちゃう」と話した。
同曲は山崎が作詞作曲し1996年に発売。翌97年にSMAPがカバーし大ヒット、現在でもファンに人気のグループの代表曲となっている。山崎は「SMAPさんで有名になった曲。私が出したときには箸にも棒にもかかりませんでした」と曲を紹介し「きょうは“SMAPさんありがとう企画”でお客さんが歌うんです」と促し、ファン3500人が大合唱した。
さらに、この日の会場はNHK「紅白歌合戦」が行われる舞台。毎年出演者候補に挙がる山崎は「ツアーばっかりで新曲出していないので、昨年も紅白の選考に漏れました。今年もうちで紅白を見ながら年を越したい」とジョーク混じりで“出演辞退”をポロリ。「星空ギター」などアンコールを含む25曲を熱唱した。
「映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生」(3月5日公開)の主題歌「空へ」(3月2日発売)を初披露した際には、ドラえもんとのび太がサプライズで登場した。
2016
俳優、田中邦衛(83)の長女でNHKワシントン支局長の田中淳子記者(51)が4月4日からBS1「国際報道2016」(月~金曜後10・0)でメーンキャスターデビューすることが17日、分かった。
既婚者で1児の母でもある淳子記者は、上智大外国語学部英語学科を卒業後、NHK入り。静岡放送局などを経て、シドニー支局長のほか、13年から同局初の女性ワシントン支局長を務めた。同局は「海外取材での経験や知識を大いに発揮してもらうため、メーンキャスターに起用する」と説明。児林大介アナウンサー(33)が相手役を務める。
平日(月~木曜)の同時間帯では、4月4日から総合テレビで7人の女性アナが交代でキャスターを務める「クローズアップ現代+(プラス)」もスタート。同じ局内でも報道番組として、火花を散らすことになる。
2016
FRaU3月号で山口智子さんがロングインタビューに答えた。短大卒業後にモデルとしてデビューし、’88年、NHK連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』のヒロインに。その後は、『ダブル・キッチン』(’93年)『29歳のクリスマス』(’94年)『ロングバケーション』(’96年)などの大ヒットドラマに、続けざまに出演した。
「仕事を始めた理由は、極々シンプル。『田舎に帰りたくなかったから』。ほんと、不純な動機です(笑)。実家は当時、旅館を経営していて、一人娘の私は家業を継いで旅館の女将(おかみ)になるという道が定められていた。でも本心は揺らいでいて、20代前半の頃は、どうにか家業を継がないで済む方法はないだろうかと必死でもがいていました。」
『こんな気持ちではじめていた人が、このまま続けていていいのか』と思いながらも、目の前の仕事を一生懸命続けていくうち30歳を過ぎ、「かっこいい女」を象徴する存在となっていた。
「私自身の人生は、これから先もずっとずっと続いていくのだから、自分が何に興味を持って、何を学びたいかを明確にして、自分自身で合点がいくことをしてみたいと思ったんですね。だから、『ロングバケーション』以降、俳優の仕事からしばらく離れていたのも、とくに大きな決断をしたというわけじゃないんです。結婚した直後だったこともあり、小さい頃に漠然と抱いていた『主婦になりたい』という夢をちゃんと実行してみようかなと。主婦って衣食住に関わって生活をクリエイトする仕事でしょ。面白そうだなと思って。それで家のことを楽しんでたら、あっという間に4~5年経っちゃった(笑)」
「唐沢(寿明)さんと結婚してからは、料理は毎日徹底的に作りました。『こんな私を選んでくださってありがとう。せめて食でご奉仕しないと』という思いもあって(笑)。彼も大勢人を呼んで毎日が誕生会みたいだった。で、エネルギーを注ぎすぎて燃え尽きちゃった(笑)。『一生分は作ったな』という達成感はありますよ。今は、必要に迫られない限り作らない。具沢山の汁物を巨大な鍋で作って、1週間もたせる感じ。あとは夫と外に食べに行っちゃう。作るより食べる方が断然好きだということに気づきました(笑)」