阪神春季２軍キャンプ（１５日、高知・安芸）育成の原口が安芸ドームで休日返上で体を動かした。肩周りの筋力強化やストレッチなどで、約２時間半汗を流した。

　１４日に第３クールを終え、掛布監督が「板山、高山、原口」と推薦候補を挙げたと伝え聞き、「うれしいですけど、結果を出さないと」。１４日のＪＲ四国戦（安芸）は４番を任されたが、３打数無安打。１６日のシート打撃に向け、「守ることを第一にしつつ、打ってアピールしたい」と意気込んだ。

　新外国人左腕、ヤクルト・ペレス（前ブルージェイズ傘下３Ａ）が１５日、休日返上でバレンティンのテレビ収録に付き添い、球場の階段を使ったランニングとキャッチボールを行った。

　前日１４日の韓国ＫＩＡとの練習試合では初登板し、１回を３者凡退。３１歳の中継ぎ候補は「体調はいい。状態を上げていきたい」と意欲的だ。

　３月５、６日に台湾代表と強化試合（ナゴヤドーム、京セラドーム）を行う日本代表のメンバー２６選手が１５日、発表された。

　菅野（巨人）にとってはリベンジの舞台になる。昨年１１月の「プレミア１２」に続いて選出されたが、「前回のプレミアでは、ほとんど活躍できなかった。まだまだ力がないと痛感した」と振り返る。「その思いを胸にオフシーズンを過ごした。直球、スライダーと総合的にレベルアップした姿を今シーズンを通してみせたい」と燃えていた。

　巨人・高橋監督が１５日、初の対外試合となる１８日の韓国ＬＧ戦の先発に内海を指名した。

　昨季はわずか２勝に終わったベテラン左腕について「何とか復活してほしい選手。できるものを出してくれたらいい」と期待を寄せた。内海も「頑張ります」と短い言葉で意気込んだ。

　日本ハム春季キャンプ（１４日、米国・ピオリア）今季２度目の実戦登板となった６年目の斎藤は、２回５安打４失点。一回にレアードの３ランなど４連打を浴び、肩を落とした。

　「完璧に打たれたのはレアードだけ」と分析したが、先発ローテーション入りに向け、アピール失敗。８日（日本時間９日）の韓国ロッテとの練習試合でも３回６安打３失点だっただけに「（自分は）打たれ慣れしている」と表情は険しかった。