滋賀県内で高齢者の死亡事故が相次いだことを受け、県や県警などでつくる県交通対策協議会は２２日、高齢者事故多発警報を発令した。同警報の発令は今年２回目で、発令期間は２８日までの１週間。

　同警報は、６５歳以上の死亡事故がおおむね１０日間で３件以上発生した場合に、同協議会が発令する。県警交通企画課によると、県内では今月１７～２１日、甲賀市や大津市で、７０～８０代の男性が死亡する交通事故が３件発生。死亡した高齢者３人は、いずれも自動車を運転中だった。

　同協議会は発令期間中、広報や指導・取り締まりを強化して、事故の抑止を図る。