昨年のラグビー・ワールドカップ（Ｗ杯）イングランド大会で日本代表主将を務めたリーチ・マイケル（東芝）が、北海道で高い人気を誇る合同酒精（本社・東京）の焼酎「ビッグマン」のＣＭに起用されることが８日、発表された。東京都内で開かれた記者発表で、リーチは「ＣＭをすごく楽しみにしている。北海道で３年ラグビーをやったので、北海道への思いは一番」と笑顔をみせた。

　「ビッグマン」シリーズは北海道で売り上げトップを誇る甲類焼酎。今年発売３０周年を迎える。ニュージーランドから札幌山の手高に留学し、昨年のＷ杯で活躍した１８９センチの“ビッグマン”であるリーチに、ＣＭキャラクターとして白羽の矢が立った。

　収録を終えたＣＭは北海道限定で、９月から放映される予定。記念撮影では合同酒精などを傘下に持つオエノンホールディングスの西永裕司社長とともに「五郎丸ポーズ」を披露する場面もあった。

　今月開幕する世界最高峰リーグ、スーパーラグビーのチーフス（ニュージーランド）で昨季に続いてプレーすることが決まっている。高い信頼を反映してか、チームからは「あまり（調整の強度を）上げなくていい」と伝えられているという。１３日に離日する予定で、「もちろん優勝を狙う」と意気込んだ。