2016
3日の3回戦8試合で異変が起きた。東京A代表の国学院久我山が兵庫の神戸弘陵を、東京B代表の駒沢大高が愛媛の松山工を下し、東京勢2校が史上初めて同時8強入りを決めたのである。
5日に行われる準々決勝で久我山は、昨年度準優勝の前橋育英(群馬)と対戦。駒大高の相手、東福岡(福岡)は昨夏の総体を制している。
難敵を相手に東京勢は勝ち上がれるのか?
「久我山はパスサッカーで相手を崩し、駒大高は相手陣地にボールを放り込み、プレスをかけてボールを奪い返し、シュートに持ち込んでいく。スタイルは好対照です。しかし『試合を通して運動量が落ちない』『セットプレーからゴールが奪える』という共通項を持っている。総合力では前橋育英、東福岡有利は否めない。しかし、中一日で疲労が取れて久我山、駒大高ともにフレッシュな状態で試合に臨むことが出来たら、勝機アリと見ます」(サッカージャーナリスト・六川亨氏)
東京勢のアベック4強も期待出来そうだ。
2015
12月28日に行われた日韓外相会談は、慰安婦問題について両国が「最終的かつ不可逆的に解決」することで合意しました。画期的と評されるこの「政府間の合意」は、日本政府が元慰安婦支援のために約10億円を拠出することや、韓国政府がこの問題を二度と蒸し返さないことを約束したものです。ただ、90年代の「アジア女性基金」の例もあり、本当に最終的な決着に向かうのか、懐疑的な見方や批判的な声もあります。今回の合意をどう評価するか。元外交官の美根慶樹氏に寄稿してもらいました。
【写真】慰安婦問題合意、再び問題を蒸し返されてしまう可能性はないのか?
12月28日、岸田外相と韓国の尹外相との会談で、これまで長らく両国にとって大きな問題であった慰安婦問題について合意が達成されました。さる11月の安倍首相と朴槿恵大統領との首脳会談で交渉を加速するとの合意に基づき、双方が努力を積み重ねた結果であり、今回の合意により慰安婦問題は両政府間で最終的に解決されることになりました。画期的な成果であったと思います。
交渉における最大の難問は、日本側は、慰安婦問題を含め請求権問題は1965年の請求権・経済協力協定で解決済みであるとの立場であったのに対し、韓国側は人道問題であるので解決していない、日本は国家補償をすべきであるという立場だったことでした。
日本側は、今回の合意に基づいて日本が行う予算措置や日本政府が責任を痛感していることの表明は法的な補償ではない、請求権問題は同協定で解決済みだということに変わりはないという立場だと思います。岸田外相の発言にはそのことについて直接の説明はありませんが、「日本政府の予算により、全ての元慰安婦の方々の心の傷を癒やす措置を講じる」という表現がそれを間接的に物語っています。「心の傷を癒す措置」というキーワードについてはさらに分かりやすい説明がほしいところですが、この解釈は日韓それぞれにゆだねられているのでこれ以上の説明はしません。
一方、韓国側は、日本政府が元慰安婦のために拠出をすることは、かつての「アジア女性基金」の際にはなかったことで、今回日本政府が決断したのだと説明することができるでしょう。アジア女性基金の際に日本政府が拠出したのは事務経費など「アジア女性基金」事業を支援するためでしたので、今回、日本政府は確かに一線を越え、慰安婦のために拠出することにしました。
また、日本政府は「責任を痛感している」と岸田外相が明言しました。この点もアジア女性基金の場合の、橋本首相の元「慰安婦」にあてた書簡の「道義的な責任を痛感」とは微妙に違った表現です。今回は、「道義的な」という言葉がありませんので、韓国側は、日本側が「元慰安婦に同情しているだけでない。自ら犯したことに責任があると言っている」と説明できるでしょう。日本政府が国家責任を認めることにこだわってきた人たちに説得力が出てきます。
さらに、「安倍首相が心からおわびと反省の気持ちを表明する」は、橋本首相の書簡と、細かい表現はともかく、同じです。つまり、日韓両政府がそれぞれの立場を損なうことなく今回の合意に達したのであり、国家補償問題について非常に賢明な解決をしたと思います。
2015
シンガー・ソングライター、星野源(34)が29日、東京・渋谷のNHKホールで行われた「第66回NHK紅白歌合戦」(31日後7・15)のリハーサルに参加した。
初出場の星野はヒット曲「SUN」を自身のバックバンドメンバー、女性ダンサー8人を従え、軽快にステップを踏みながら熱唱。昨春にもNHKホールでライブを行っているが、「全然空気が違い、気持ちよかった。思っていたより和やかで楽しくできました。自分の音楽をテレビの向こう側にしっかり届けたいです」と笑顔を見せた。
副音声の「紅白ウラトークチャンネル」で司会を務めるお笑いコンビ、バナナマンとかねてから親交があり、「日村(勇紀)さんに会えたらうれしい」と本番を心待ちに。紅白のPR番組で共演した際に2人からは「頑張って」と励まされたといい、「設楽(統)さんの娘さんからサインがほしいと言われたことがすごくうれしかった」と喜んでいた。
2015
4人組エアバンド、ゴールデンボンバーが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われた「第66回NHK紅白歌合戦」(31日後7・15)のリハーサルに参加した。
4年連続で大ヒット曲「女々しくて」を引っさげての出場。紅白で4年連続同じ曲を歌唱するのは、夏川りみ(42)の名曲「涙そうそう」に並ぶトップタイ記録で、ボーカルの鬼龍院翔(31)は「いいんですかね」と恐縮しつつ、「『女々しくて』一本でいく覚悟はできている。来年も『女々しくて』で出れたらギネスですよね」と意欲満々だ。
昨年の紅白ではドラムの樽美酒研二(35)が丸刈りになるなど奇想天外な演出が話題だが、鬼龍院は「今までの中で一番お金がかかっています」と明かし、「来年出て記録を作ったら後輩のために道をあけてあげたい」と“卒業宣言”するも、樽美酒は「出るのも難しいからね。出れるように一生懸命頑張ります」と続投に意欲を見せていた。
2015
男女3人組ユニット、いきものがかりが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われた「第66回NHK紅白歌合戦」(31日後7・15)のリハーサルに登場した。
8回連続出場にボーカルの吉岡聖恵(31)は「慣れたと言いたいけれど、ピリッと張りつめた雰囲気は独特ですね」と苦笑い。
歌唱曲「ありがとう」は、2010年上半期に放送された連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の主題歌。先月30日に同ドラマのモデルとなった漫画家の水木しげるさん(享年93)が多臓器不全のため亡くなったが、吉岡は「いろんな気持ちが入った。自分たちが大事にしてきた曲なので、温かい曲の良さが伝われば」と語った。