2016
トヨタ自動車は29日、子会社のダイハツ工業を8月に完全子会社にすると発表した。トヨタが持つ自社株をダイハツ株と交換し、出資比率を約51%から100%に引き上げる。両社の関係を強化することで新興国での拡販を目指す。
完全子会社化にともなってダイハツは上場廃止になる。ダイハツブランドはそのまま残す。
トヨタはダイハツと1967年に業務提携。98年にはダイハツ株を買い増して過半数を取得した。ダイハツの軽自動車をトヨタの店で売ったり、インドネシアでダイハツが生産した車の供給を受けたりするなど連携してきた。
今後は小型車についてはダイハツが主体となって企画から生産までを担当。商品力を強化する。
朝日新聞社
2016
フリーアナの小林麻耶(36)が27日、「ブリカマぶるーす」で歌手デビュー。タワーレコード渋谷店で初ライブを行った。
小林はご覧のとおり、ブリっ子全開のミニスカートでノリノリ。訪れた大勢のファンを前に熱唱し、「夢のようで感動してます。いろんな批判があってバッサリ斬られることもあるけど人生を楽しんでいければ」と自虐気味にコメントした。
ちなみに、歌詞を紹介すると「ブリはブリでも天然で 気まま我が道すすみます」「カマトトじゃなくて素なだけよ むしろ苦手よ かまってちゃん」……。
バラエティー番組で見せるアラフォー独身の“痛女”キャラもすっかり定着した小林。ブリでもカマでもいいけれど、どこへ行くのか。
2016
27日、映画「ブラック・スキャンダル」の公開直前イベントに出席したお笑いコンビ「トレンディエンジェル」斎藤司(36)とたかし(29)。映画にちなんだ完成度の高いオリジナルコントを披露し、斎藤は「ヅラを暴く映画、『ヅラック・スキャンダル』だと思っていた。FBIはフサフサ・ボーボー・育毛剤の略」とハゲネタを徹底した。
2人は昨年の「M-1グランプリ」優勝以降、テレビやイベントに引っ張りだこ。さぞがっぽり稼いでいるであろうギャラについて斎藤は「(月収)ワンミリオン(100万円)を初めていただきました」とコメント、最近買った一番高い物については「ダープラ(プラダ)のブラックリュックをデージュウ(20万円)で。もう一個リュックを買ったんですよ。トンヴィー(ヴィトン)をサーティスリー(33万円)で」と古めの業界用語で明かした。
毎月100万円あれば、育毛剤もヅラも買い放題。人気が続けば続くほど、2人の頭部もフサフサになっていくかも!?
2016
2014年1月の「STAP細胞」発表会見から28日でちょうど丸2年。理化学研究所の元研究員、小保方晴子さん(32)が手記「あの日」(講談社)を出版した。“リケジョの星”から転落。14年4月の釈明会見以来、公の場から姿を消していた彼女が、突然の“反撃”だ。
関係者などによると、出版を持ちかけたのは講談社サイドで、小保方さんは昨年夏ごろから体調不良を押して極秘裏に執筆。現在も療養中で、出版会見を行う予定はないという。
さて、問題の手記では冒頭で世間を騒がせたことを謝罪。出版の動機については〈このまま口をつぐみ、世間が忘れていくのを待つことは、卑怯な逃げであると思い〉などとつづり、捏造などと批判された論文の「図表」については〈誰かを騙そうとしたわけではない〉〈一片の邪心もない〉などと“潔白”を主張。何度も自殺を考えたこともほのめかしている。
手記の前半では研究者を志した理由や、論文の共著者である山梨大教授の若山照彦氏、一昨年に自殺した理研副センタ―長の笹井芳樹氏(いずれも当時)らとの出会いなどについて淡々と記しているが、論文発表から撤回、理研退職、早稲田大による博士号の取り消しに至る後半部分は、次第に“ヒートアップ”。
騒動が過熱するにつれ、理研サイドや若山氏は自分たちの身を守るため、事実とは異なる情報を一方的にリークしたと主張。〈本当に最後まで、私からは、真実を何も発信できない状況が、政治的にも、肉体的にも、精神的にも、固められ〉、自分ひとりが〈悪者〉に仕立て上げられていったなどと反論している。
批判の矛先はバッシングを続けた大マスコミにも向けられ、中でも「捏造の科学者 STAP細胞事件」(文芸春秋)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した毎日新聞の須田桃子記者は実名まで挙げ、〈脅迫〉のようなメールを送られ、〈取材攻勢は殺意すら感じさせるものがあった〉などと書いた。
小保方さんと笹井氏が男女の仲だったかのような一部報道についても、〈二人きりで出張に行ったことは一度もない〉と否定。なぜか若山氏が週刊文春に“2人の関係”の証言者として登場していたと疑問を投げかけている。
■理研などには衝撃走る
そして肝心のSTAP細胞については、再現のための検証実験で〈私が担当していた実験部分の『STAP現象』の再現性は確認〉されたが、若山氏の担当部分が本人の協力を得られなかったために失敗に終わり、確認されなかったと結論付けられたという。
笹井氏の自殺などもあり、体重が30キロ台まで激ヤセした小保方さんは、〈魂の限界〉で戦う術もなく、博士号取り消しも〈再指導の結果として不合格を出すという、生け贄の儀式が行われるだけなのだと思った〉。
こうして研究者の道は幕を閉じたと締めくくっている。真偽については再検証が必要だろうが、いずれにせよ「理研をはじめ、関係者の間では衝撃が走っている」(文科省事情通)。
毎日新聞に問い合わせたところ、「記事は十分な取材に基づいて掲載している。一方的なリーク情報の垂れ流しとの批判は当たらない。なお、本の出版前に小保方氏から弊社への取材はまったくなかった」(社長室広報担当)。若山氏の研究室にも聞いたが、きのうまでに回答はなかった。
2016
元AKB48の篠田麻里子(29)の雑誌インタビューが話題だ。28日発売のファッション誌「MORE」の3月号に掲載されたロングインタビューの内容が殊勝な発言のオンパレードなのだ。
インタビューのタイトルは「20代最後のロングインタビュー」。3月11日で30歳になる篠田がこれまでの活動を振り返る内容で、写真を含め6ページにわたる大きな扱いだ。冒頭部分には「少し意地悪な質問をしてみたくなった」という聞き手の心情を表す一文。いきなり「“AKBの麻里子様”は、いわゆる、天狗、だったの?」とズバリ聞いている。
答えづらい問いかけに、篠田は「でしょうね。やっぱり売れちゃったから(笑)」と回答。「なんでも誰でも思い通りに動くと思ってた」とも語り、天狗になっていたことを反省しているから興味深い。
話題は、篠田が2013年2月に第1号店をオープンさせたファッションブランド「ricori」にも及んでいる。ブランドが1年あまりで終了してしまったことについて、「初めて、仕事って大変だと思った」と壁にぶち当たったことを告白。「無知すぎて」「勉強不足」と謙虚な言葉を並べ、「だから行き詰まるのはけっこう早かったんですよね」と原因の一端が自分にあることも認めているのだ。
ほかにも、AKB時代には感謝の言葉がスムーズには出てこなかったとするエピソードなどを公表。「颯爽と歩いてるほうがキャラかなって」と思っていたことを明かすなど、“自己批判”ともとれる赤裸々なインタビューになっている。
ネット上では<三十路近くなってやっと気づいたのか><落ち目になると、だいたいの人は同じことを言うよな>といった辛らつな意見の一方、<まっとうな成長してるな こういうやつは伸びる><この子大好き 応援してるわ>など、温かい書き込みも寄せられている。
これまでの「麻里子様」像からはあまり想像できないインタビュー。イメージを一新して巻き返せるか。