2016
民主党の長妻昭代表代行は25日午後の記者会見で、維新の党との合流に伴い進退論が浮上している民主党公認マスコットキャラクター「民主くん」について、“解雇”の場合には「手厚い対応」が必要になるとの認識を示した。政権時代は厚生労働相を務め、雇用・労働政策に精通する長妻氏が示した救済策とは-。
--民主くんはクビになるのか
「われわれもですね、労働者を大切にする政党でして、雇い止めとか、そういう問題にも取り組んできたわけでありますので…。まだ決まったわけではありませんから、もしそういうことになるのであれば、手厚い対応をとらなければいけないというふうに思いますので、相当党内でも、民主くんの行く末を心配する声もありますから、これは責任を持って幹事長と一緒に対応していきたいと思います」
--民主くんの契約更新は
「私も、民主くんの労働契約がどういう契約になっているかはまだ把握していませんけれども、いずれにしても、そういう親しまれている度合いもよくよく見ながら、(新党に関する維新の党との)協議会にわれわれも臨んでいきたいと思います」
--(ツイッターによると)民主くんは産経新聞を購読しているとのことだが、民主党に批判的な産経新聞を購読していることはマイナスにならないか
「これ、ちょっと私も今、初めて…。ただ、まあ、個人がどの新聞を購読しているか否かは、私はちょっと個人情報に近い範疇(はんちゅう)に入るんじゃないかとも思わなくもないし、私は、特定の新聞が常に民主党攻撃とも私は受け取っておりませんので、ときには温かいまなざしを客観的に向けていただくということも、そういう記事もありますし。民主くんのその話は初めて聞きまして、別にそれは自由ですから、本人の好きなものでいいんじゃないかと思います」