2015
大阪府泉佐野市の関西国際空港近くの海上で26日夜に遺体で見つかった女性の死因は、司法解剖で水死と判明したことが28日、大阪府警への取材で分かった。大阪水上署によると女性の死亡推定時刻は26日午後4時ごろ。30~40代とみられ、体格は身長160センチで中肉。黒髪のショートカット。同署で身元の確認を急いでいる。
2015
靖国神社(東京都千代田区)で爆発音がして不審物が発見された事件で、東京地検は28日、建造物侵入罪で、韓国人の全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者を起訴した。
2015
千葉県成田市の成田山新勝寺で28日、今年納められたお札(護摩札)を燃やし、1年間の御利益に感謝する「納め札お焚(た)き上げ」が行われた。
大本堂近くの広場で山伏姿の僧侶20人が儀式を行い、木を組んで作った炉に点火。勢いよく燃え上がる炎の中に大小5万枚のお札を次々と投げ込んでいき、大勢の参拝者が手を合わせて見守った。
お札は不動明王の分身として授けられたもので、1年の終わりに「智慧(ちえ)の火炎」と呼ばれる炎で焼き尽くすのが習わしという。
この日は、東日本大震災で被害に遭った岩手県陸前高田市の松材も燃やして、犠牲者の供養と復興を祈願した。
2015
新党改革の荒井広幸代表は28日の記者会見で、来年夏の参院選への対応方針を5月の大型連休明けに示す考えを明らかにした。「私の出馬の方向性、党の選挙態勢を明確にする」と述べた。荒井氏自身が改選を迎える。
同時に「衆参同日選があれば取り組み方が違ってくる」と述べ、連休明けまで政治情勢を見極めたいとの意向も示した。
2015
今春に数えで7年に1度の御開帳があった長野市の善光寺で28日、年末恒例の大掃除「お煤(すす)払い」が行われ、マスクを付けた住職や職員ら約50人が本堂内にたまったほこりを丁寧に取り除いた。
住職らは本堂内々陣の仏具を移動させた後、竹の先に笹(ささ)の葉を取り付けた長さ約5メートルの「酒摩(しゃま)」と呼ばれるほうきを使って壁などのほこりを落としていった。続いて、魔よけの効果があるとされるヌルデの木で畳をたたいてほこりを取り払った。
今年の善光寺御開帳は北陸新幹線の金沢延伸開業などの影響もあり、参拝客が前回より34万人多い過去最高の707万人に上った。「お煤払い」を終えた天台宗奉行長の柳沢正志(しょうし)住職(45)は「今年は御開帳もあって県内外からたくさんの方に参拝していただいた。皆さんが気持ちよく新年を迎えられるよう感謝の気持ちを込めてお掃除しました」と話していた。