2015
ミュージカル『ブラックメリーポピンズ』で舞台初出演することになった歌手でタレントの中川翔子が、「もう必死にやるしかない」と意気込みを明かした。
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『ブラックメリーポピンズ』は来年5月~6月に東京・世田谷パブリックシアター他で上演される“韓国発・心理スリラーミュージカル”。昨年に日本初演した際の続投キャストに加え、新たにヒロイン・アンナ役に抜擢された中川は、今回が初めての舞台出演。「決まった瞬間から緊張しています(笑)でも作品を見て『面白い!』と思ったと同時に、『アンナ』という女性に共感できる部分もあって、今は緊張しつつも自分でもどんな舞台になるのか楽しみにしています!」とコメントしていた。
中川は22日にTwitterで、あらためて舞台初挑戦を報告。「初めての世界で、経験値を重ねていく新しい一年になりそうです!もう必死にやるしかない。そしてその先の夏にはミラクルが待ってる」と意気込んだ。
『ブラックメリーポピンズ』は、1920年代のヨーロッパを舞台に、著名な心理学者・シュワルツ博士の豪邸での火事から生き残った4人の子供たちと、彼らを助け出した養育係の過去が解き明かされていく心理スリラーサスペンス。中川の他、小西遼生、良知真次、上山竜治、一路真輝が出演する。
2015
政府は22日、平成27年に自治体から応募があった地方分権改革に関する提案に関する対応方針を閣議決定した。地方からあった全228件の提案のうち、現行規定で対応できるものと部分的に実現可能なものを合わせた166件(72・8%)を「対応可能」と認定した。
地方分権への対応策としては、国の権限を地方に移管することや手続きの簡素化などの規制緩和が柱となる。
具体的には、国への届け出なしで都道府県や市町村が職業紹介を行える「地方版ハローワーク」の創設をできるようにする。
また、都道府県と市に限定されていた工場敷地の緑地面積率を条例で定める権限を、町村にも拡大する。関連法改正案を来年の通常国会に一括提出する。
安倍晋三首相は閣議に先立ち開かれた地方分権改革推進本部で、「地方の声に耳を傾ける姿勢で、7割を超える提案に応えることができた。地方版ハローワークを創設し、長年の懸案を解決できた」と述べた。
2015
靖国神社(東京都千代田区)の爆発音事件で、建造物侵入容疑で逮捕された韓国人、全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者(27)が再入国した際に持ち込んだ粉末は、約1.8キロの黒色火薬だったことが22日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁公安部は、火薬類取締法違反の疑いもあるとみて、慎重に裏付けを進めている。
全容疑者は9日、羽田空港へ再入国。出発地の韓国・金浦空港で預けたリュックからは、ポリ袋に入った粉末や、タイマーのような装置が発見され、鑑定の結果、粉は黒色火薬だったことが分かった。
爆発音事件で現場に遺留された金属パイプの中から見つかった粉も黒色火薬と判明しており、公安部は全容疑者が再入国の際に持ち込んだ火薬との関連を調べている。
黒色火薬の航空機への持ち込みは禁止されており、国土交通省は22日、外交ルートを通じて、韓国の航空保安当局に保安検査の徹底などを申し入れた。保安検査は出発国が行うことが国際ルールとなっている。
2015
東京都練馬区の無職女性(75)が息子を装ったオレオレ詐欺の電話を受けて現金計1億円をだまし取られていたことが22日、警視庁石神井署への取材で分かった。都内のオレオレ詐欺の被害額としては今年最悪。詐欺グループは息子や会社の実名を把握。女性の自宅は数百坪だったことから、同署は資産家に狙いを定めた犯行とみて詐欺容疑で調べている。
同署によると、8日午後6時ごろ、女性宅に同居の息子を名乗って「会社の監査があってお金が2千万円合わない。なんとかして」などと電話があった。翌9日も電話があり、女性は指定通り東京メトロ有楽町線要町駅周辺の路上で、息子の同僚を装った男に現金2千万円入りの袋を渡した。
帰宅後に「あと8千万円貸して」などと電話があり、さらに現金8千万円を同駅近くで同じ男に渡した。同日、息子に確認の電話をして被害に気付いたという。
現金を受け取った男は30代前半で、身長175センチくらい。黒髪を七三に分け、紺色スーツにネクタイ姿だった。情報提供は同署(電)03・3904・0110。
2015
内縁の妻=当時(82)=を殺害したとして奈良県警は22日、殺人容疑で大津市大萱、無職、川中浩容疑者(52)を逮捕した。「口論になって殺した」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は平成25年8月、奈良県生駒市南田原町の自宅ハイツで、内縁の妻の顔に枕を押しつけるなどして殺害したとしている。県警によると川中容疑者は21日、「実は人を殺した。被害者が枕元に立って、仕事も手につかなくなった」と滋賀県警に自首していた。2人は約30年前から交際し、事件の約20年前からこのハイツで同居していたという。
川中容疑者は昨年1月、認知症の症状があり歩行困難な内縁の妻を置き去りにしたとして保護責任者遺棄容疑で奈良県警に逮捕されたが、起訴猶予処分となっていた。